2012 EARTH VISION 多摩 映画会-自然との共生- ~いのちのつながり~ 2012 EARTH VISION 多摩 映画会-自然との共生- ~いのちのつながり~

おかげさまで、盛況のもと
8回目の「2012 EARTH VISION 多摩-自然との共生-」
の開催を無事終了しました。
多くのご支援、ご来場を深く感謝します。 ありがとうございました。   会場のようす



 1992年から毎年開催され、20回目を迎える「EARTH VISION 地球環境映像祭」のアジア・オセアニアのエコロジカル映像コンペティションの入賞作品から、 「いのちのつながり」をテーマに製作された最近の話題作を上映。 また日本とフランスで、傷付いた地球と向き合い続ける人びとの姿を追った『セヴァンの地球のなおし方』を特別上映します。 また、地元多摩市での里地里山保全と野生生物保護活動の取り組みを紹介する”多摩市民トーク”もお楽しみに。
上映作品『海と森と里と-つながりの中に生きる』に登場する畠山さんが、 「フォレスト・ヒーローズ」を受賞されました!   報道記事はこちら

『セヴァンの地球のなおし方』予告編

開催: 2012年2月25日(土曜日)
会場: パルテノン多摩 小ホール(定員304名) 交通のご案内
映画会鑑賞券: 前売券一般     ¥600(アテナ会員¥500)
当日券一般     ¥800(アテナ会員¥700)
子ども券(小中学生)¥100(前売・当日共通)

●映画会鑑賞券は、”多摩市民トーク”も含む全日(5時間半)分。
●全席自由、入れ替えなし、全日1枚のチケットで出入り自由。
●価格は全て税込、乳児・幼児は無料です。
●当日券販売は残席がなくなり次第終了します。

●チケット前売は、終了しました。
 
●チケットネット予約は、終了しました。


2012 EARTH VISION 多摩チラシ
2012 EARTH VISION 多摩チラシ

  

上映・トーク スケジュール(上映作品、上映・トーク時間は変更する場合があります。2012/2/20)

「EARTH VISION 地球環境映像祭」の入賞作品から4作品を選定上映。
特別上映「セヴァンの地球のなおし方」、”多摩市民トーク”「多摩連光寺の谷戸田再生」「連光寺6丁目のホタル」開催。

  (開場12:30) 13:00 ~ (2作品連続上映)



アニメ「動物かんきょう会議」
笛吹き男&マジカルミステリーツアー

(日本・中国/2010/監督:西村純二/12分)

第19回子どもアースビジョン賞 受賞
動物たちの目を通して、地球環境の問題をやさしく世界に発信しようというシリーズからゴミ、たんぼをテーマとしたショートアニメーション。

笛吹き男
とっても深刻な世界のゴミ問題。動物たちはゴミの山の前で途方に暮れています。そこへ何やら怪しげな男がやってきます。 男の名前はハイダラ。「100%完全ゴミリサイクル自動処理機」を開発したというのですが…。

マジカルミステリーツアー
魔法の棚田ツアーに招待された動物たち。招待状に書かれている通り、一番上の田んぼへ向かうのですが、そこにはびっくりミステリーが!? 田んぼの生き物との予想外の出会いに一同騒然です。

アニメーション『動物かんきょう会議』公式サイト

 



映画「子どもどうぶつ劇場」
カッコウの托卵&キツネ親子は河原暮らし

(日本/2010/監督:岩崎雅典/30分)

第19回子どもアースビジョン賞 受賞
日本の風景にごく自然に溶け込んでいたカエルやメダカ・・・そんな身近な“生きものたち“がいつの間にか姿を消しつつあります。
北は北海道から南は沖縄まで日本列島は南北に長く、島々も多く点在しています。 複雑な地形、気候、風土に培われた豊かで多様な自然―
日本列島には数多くの固有種や珍しい生きものたちが昔から住んでいるのです。
そんな生きものたちの生命あふれる姿を子どもたちに発進します。“生きものたち”の素顔を通し、豊かな自然の大切さを学んでもらう。 言うなれば、21世紀を生きる子どもたちに送る野生からのメッセージです。

カッコウの托卵-子育ては他人まかせ
他の鳥の巣に自分の卵を産みつけ、後は知らんぷり。カッコウのユニークな子育てと成長を追います。(八ヶ岳高原)

キツネ親子は河原暮らし-お宿はどこ?!
人間の住むすぐ近くでたくましく生きるキツネの親子の姿を描きます。 (笛吹川)

  13:45 ~

”東京ガス ”「環境クイズ」(10分)

  13:55 ~ (2作品連続上映)



映画「海と森と里と-つながりの中に生きる」
(日本/2010/監督:鈴木敏明/36分)

生産性と効率を追い求める開発が、いかに自然の巧みな循環を断ち切り、海や森、川を変えてきたか。自然と共に生きる人々の声に耳を傾けながら考える。 岩手・岩泉、一ノ関・室根、四国・吉野川流域の森と農村、宮城・気仙沼の海、東京湾にわずかに残った干潟・三番瀬を訪ね、 山に、里に、海に生きる人びとの言葉に耳を傾けました。そして、自然の循環の中に営みを位置づける考え方に出会いました。 世界中で自然資源が失われつつある今、人と自然とのかかわり、営みと営みとのつながりを考えます。
作品に登場する方がた
工藤宏太(家具職人・岩泉純木家具代表取締役)
熊谷博之(農林業・元新月ダム建設反対期成同盟事務局長)
畠山重篤(牡蠣養殖業・「牡蠣の森を慕う会」代表)
大野一敏(漁業・船橋市漁業協同組合組合長)
小野寺 寛(農業・ひこばえの森水車村村長)

2012年2月9日国連森林フォーラム(UNFF)が森林の育成や林業の健全な発展などに貢献した人物に 対して表彰する「フォレスト・ヒーローズ」を、気仙沼の畠山さんが受賞されました!  

 

映画「田んぼ-生きものは語る」
(日本/2008/監督:森田久雄/21分)

第18回子どもアース・ビジョン大賞 受賞
田んぼの生きもの調査に参加する小学生の目を通して、水田の中の多様な生命の世界と湿地に連なる豊かな生物相を実感していきます。 田んぼから水路へ、水系をめぐる旅、そして大空を翔る渡り鳥。トリ・ムシ・サカナの視点から、環境・開発の有様が見えます。 そして農業・経済・教育といった、子どもを取り巻く人間社会へ。 田んぼの中の多様で豊かな生命の世界を描きます。

映画「田んぼ-生きものは語る」予告ムービ

  15:00 ~

”多摩市民トーク ”「多摩連光寺の谷戸田再生」(30分)

都立桜ヶ丘公園 雑木林ボランティア 宮入芳雄さん プロフィール

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写真家(日本写真家協会 会員)
森林インストラクター
林野庁・森林保護員

コマーシャル写真を仕事とする傍ら、「雑木林」「谷戸田」をテーマに里山の保全管理作業をしながら写真を撮り続けている。

著書:
写真絵本『たすけて』(共著)
写真集『ホッとする風景がここにはある』『屋敷林』等

”多摩市民トーク ”「連光寺6丁目のホタル」(20分)

連光寺ホタル連絡会 相田幸一さん プロフィール

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「なな山緑地の会」で雑木林の活動、
「よみがえれ、大栗川を楽しむ会」で川の活動、
「多摩市水辺の楽校」で河川環境での子どもたちの活動支援など、
多摩市内での多様な自然環境の保全、啓発活動を行っている。

「連光寺ホタル連絡会」は、連光寺6丁目の湧水や、それがもたらす自然環境と里山の景観を次の世代に残したいと思い、 地元の皆さんの協力を得ながら調査・保全活動を行っています。
  連光寺の自然環境は農業と深い関わりを持っており、連光寺の水を学ぶことは、 古くから営まれてきた農業を基盤とする人々のくらしの歴史を学ぶことでもあります。

  16:15 ~ ご挨拶 (上映16:20 ~ 18:20)

特別上映作品「セヴァンの地球のなおし方」

映画「セヴァンの地球のなおし方」ロゴ
 (フランス/2010/監督:ジャン・ポール・ジョー/120分/字幕)

「どうやってなおすかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」

29歳となったセヴァン・スズキ  1992年、リオデジャネイロで開催された地球サミットで、12歳の少女、セヴァン・スズキは大人たちに環境破壊を止めるよう訴えかけた。
その伝説のスピーチから、来年で20年。もうすぐ母親となるセヴァンは「大切なのは生活の質と健康、そして子ども。 だから私は自己中心的に、自分たちをどう救うかを考えていきたい」と、未来の子どもたちのために発言を続けている。 セヴァンが今、世界に伝えたいこと、そして彼女の声に呼応するかのように、日本とフランスで傷ついた地球と向き合い続ける人々の姿を追ったドキュメンタリー。

合鴨農法によってオーガニック米を作る福岡の農家、『未来の食卓』の舞台となったフランスのバルジャック村、サメの乱獲反対を訴える13歳の少女、 コルシカ島のビオワイン農家などが紹介されていく。

福岡県で合鴨農法によってオーガニック米を作る古野農場の百姓百作の精神

原子力発電所前  農薬の代わりに合鴨に害虫を食べさせる"合鴨農法"を実践する古野隆雄さん、 福岡県在住、合鴨農法で完全無農薬の有機米を生産する農家。
水田に1400羽の合鴨を放つことで泥が掻き混ぜられ自然に酸素が取り入れられるうえ、害虫も駆除してくれるため、化学薬品を使用する必要がない。 古野は30年近くもこの農法を続け、世界的にも注目を集めている。

古野農場HP

南フランス、バルジャック村近くの原子力発電所前で原発の危険性について話し合う人々

原子力発電所前  ジャン=ポール・ジョー監督の前作『未来の食卓』において舞台となった南仏、バルジャック村。 エドゥアール・ショーレ村長の発案で、子供たちの未来を守るため"学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする"という前例のない試みに挑戦している。 本作では、より村に近い生産者から食材を仕入れるため、資金集めに奔走する様子が描かれている。しかし一方で、世界第2位の原発大国であるフランスが抱える弊害にも触れ、 村から40キロ先にあるクリュアス原発の前でバルジャック村への影響についても話し合われる。

映画『セヴァンの地球のなおし方』スタッフ:
(フランス/2010/監督:ジャン・ポール・ジョー/120分/字幕)
監督:ジャン=ポール・ジョー(『未来の食卓』)
プロデューサー:ベアトリス・カミュラ・ジョー
出演:セヴァン・スズキ、ハイダグワイの人びと、古野隆雄、福井県池田町の人びと、バルジャック村の人びと、ポワトゥーシャラントの人びと、コルシカ島の人びと、オンディーヌ・エリオット、ニコラ・ウロ、ピエール・ラビ、他
配給・宣伝:アップリンク

映画『セヴァンの地球のなおし方』公式サイト

 

主催: 

EARTH VISION多摩実行委員会 / 東京ガス株式会社多摩支店

提携: 

多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)

後援: 

多摩市 / 多摩市教育委員会

共催: 

多摩市民環境会議 / たえのは / アース・ビジョン組織委員会


〈運営ボランティアを募集しています。〉
「2012 EARTH VISION 多摩」は、多摩市内の映画・環境に興味のある市民 で構成される「EARTH VISION 多摩実行委員会」により運営されています。 企画・上映作品選定などから当日の運営まで、一緒に活動してくださるボラ ンティアを募集しています。
お問合せはこちらまで

多摩エコ・フェスタ2012 同時開催

環境展&発表会~子どもたちと見つけよう、いのちのつながり~ [入場無料]
2012年2月25日(土)・26日(日) 10:00 ~ 17:00
会場:パルテノン多摩 市民ギャラリー


多摩エコ・フェスタ2012は、多摩市内で活動する市民環境団体や 市内の小・中学校、大学などの環境活動グループが取り組んでいる環境保全活動のパネル展示や発表会、 企業の環境活動の紹介、また子ども工作教室などを行います。

主催:多摩市民環境会議
共催:多摩市/多摩市水辺の学校
後援:多摩市教育委員会
    多摩ニュータウン環境組合

多摩エコ・フェスタ2012チラシ
展示スペース:
市内小中学校・大学 環境学習/活動発表
身のまわりの環境地図展 入賞作品
多摩動物公園
市民環境活動グループ・活動発表
市内企業・環境活動発表
多摩市都市環境部 みどりと環境課  

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