イベント名:映画と話そう@TAMA#10 『バット・オンリー・ラヴ』 映画と話そう@TAMA『バット・オンリー・ラヴ』




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映画と話そう@TAMA#10

上映作品 『バット・オンリー・ラヴ』
懇親会:佐野和宏監督&寺脇研プロデューサー

飛び入りゲストで飯島洋一さんほか豪華共演者も!?

7月30日土曜日(開場15分前) 1回目上映 16:00 / 2回目上映 18:00

2015年制作/89分/16:9/ブルーレイ上映
監督・脚本・主演:佐野和宏
出演:円城ひとみ 酒井あずさ 蜷川みほ 芹澤りな 柄本佑 緒方明 川瀬陽太
   工藤翔子 吉岡睦雄 飯島洋一
プロデューサー:寺脇研 撮影:田宮健彦 録音:弥栄裕樹 美術:飯森則裕
編集:菊池智美 助監督:坂本礼 特殊造形:松井祐一 音楽:勝啓至 佐藤全太
制作:国映株式会社 製作:『But only love…』製作運動体 配給:東風
【公式WEBサイト】www.but-only-love.com

伝説のカルト映画『追悼のざわめき』に主演、80~90年代にかけてピンク映画の世界で、自ら主演・脚本・監督をこなす独自のスタイルを確立した佐野和宏。 代表作『Don't let it bring you down』(『変態テレフォンONANIE』)などドラスティックでメッセージ性の高い作品を次々と発表し、瀬々敬久らとともに「ピンク四天王」と称される。 しかし97年以降、メガホンをとることはなく、2011年に咽頭癌を患い声帯を失っていた…。 そんな佐野和宏が18年の「沈黙」を破った。佐野は闘病の跡が刻まれた体躯をさらし、筆談でスタッフに指示をだし、俳優たちを演出する。 「佐野の映画が見たい!」とプロデュースを手がけたのは映画運動家の寺脇研。飯島洋一(『狂い咲きサンダーロード』『戦争の犬たち』)をはじめ個性溢れる役者たちが、佐野の復活を祝福するかのように集まった。 映画の中盤、主人公がキャメラに向かって延々と語りかける。その声は、かすれ、とぎれ、言葉にならない。しかし鬼気迫る姿から目をそらすことができない。震える魂の叫び、なけなしの愛の物語! イントロイメージ

7月30日土曜日 タイムスケジュール(開場15分前)

16:00 1回目  『バット・オンリー・ラヴ』 上映 (トークなしで入替え)
18:00 2回目  『バット・オンリー・ラヴ』 上映 (トークなしで入替え)
19:30 懇親会 1時間 佐野和宏監督&寺脇研プロデューサー

mark 入場料:¥1,500(各回入替15名)
mark 懇親会:1ドリンク軽食付き¥1,500 map
mark 会場内飲食:ドリンク250~500円、スナック100円
価格は全て税込、全席自由、各回入替
mark 場所:ダイニングバー・モンキーランド
多摩市豊ヶ丘1-11-1
(小田急・京王多摩センター駅東口から徒歩15分)
詳細地図と写真による道順
mark 予約: 当日のお席は若干ございます。お問合わせは下記電話へ 上映会チラシ両面チラシ(pdf 600K)
mark 主催: たえのは 電話:050-5891-1977

懇親会 ゲストプロフィール

7月30日土曜日 懇親会 19:30(1時間) 

佐野和宏監督

1956年静岡県生まれ。映画監督、脚本家、俳優。明治大学在学中に松井良彦、石井聰亙(現 石井岳龍)らと出会い、『錆びた缶空』(79年)、『狂い咲きサンダーロード』(80年)などに出演。 その後、『変態SEX 私とろける』(80年/渡辺護監督)、『ラビットセックス 女子学生集団暴行事件』(80年/小水一男監督)に出演したことをきっかけに、ピンク映画に関わり、出演作は100本を超える。 82年に自主製作した『ミミズのうた』で脚本、監督、主演を自らこなすスタイルを確立。同作は「PFF1983」に入選、エジンバラ映画祭、アントワープ映画祭などに出品された。 88年に『追悼のざわめき』(松井良彦監督)に主演。89年に『監禁 ワイセツな前戯』(『最後の弾丸』)でピンク映画監督としてデビュー、ドラスティックな作品を次々と発表し、瀬々敬久、サトウトシキ、佐藤寿保らとともに「ピンク四天王」と呼ばれる。 95年には、東京亀有の名画座で「佐野和宏映画祭」が開催され、処女作を除く全監督作が上映された。しかし、97年の『熟女のはらわた 真紅の裂け目』(『ふくろうの夏』)以降、監督作から遠ざかっていた。 2011年6月に咽頭癌が見つかり、7月に手術を受け声帯を失う。本作『バット・オンリー・ラヴ』で18年ぶりに監督に復帰した。

寺脇研プロデューサー

1952年生まれ。映画評論家、京都造形芸術大学教授、NPO法人ジャパン・フィルムコミッション理事長。高校時代から「キネマ旬報」誌に映画評を投稿、若い投稿者の常連だった。 東京大学法学部卒業後、文部省(現文部科学省)に入省。勤務の傍ら、映画評論家としての活動も活発に行う。87年から「B級映画評論通信」を発行、90年には「日本映画評論通信」と改題して日本映画の状況に対する論考を行う。 また一般映画だけではなく、低予算映画、とりわけピンク映画を愛した。 2012年には、日本映画の現状に対する不満から「見たい映画がないのなら、自分たちで作ろう」と呼びかけ、坂口安吾の短編小説で知られる『戦争と一人の女』(井上淳一監督)を製作した。 佐野和宏監督作品をいち早く評価しており、プロデューサー第二作となる本作では「佐野の映画が見たい!」と自らプロデュースを買って出た。 映画関連の著作に、「映画を追いかけて」「映画を見つめて」「映画に恋して」(いずれも弘文出版)、「韓国映画ベスト100 『JSA』から『グエムル』まで」(朝日新書)、「ロマンポルノの時代」(光文社新書)など。

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