『Phantom オブ Paradise』
監督:佐藤栄記/2016年/104分
眠っている時に見る夢の中で、同じ景色が出て来る事がありませんか?
実際には行った事もない、どこにあるのかもわからない景色。
ある男が、いつも夢で見ていた景色を実際に見つけてしまったドキュメンタリー。
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『Phantom オブ Paradise』予告編
≪監督・佐藤栄記プロフィール≫
1962年、東京オリンピックを2年後に控えた高度成長期の東京に生まれる。
子ども時代を過ごした東京豊島区池袋周辺には当時すでに自然はほとんど残っていなく、
自転車で30分かけて板橋区の荒川河川敷まで行き、わずかな自然と戯れていた。
奇しくも、その荒川河川敷が40数年後に、映画「PHANTOMオブPARADISE」の舞台となった。
立教大学中退後、テレビ制作会社に入社。
1993年、TBS「どうぶつ奇想天外!」の第一回放送をディレクターとして担当。
以降、2009年の最終回まで数え切れないVTRを制作し、象使いの少年を扱った担当回では視聴率19.3%を記録する等TBSライブ社長賞等を多数受賞。
現在は関東の生き物を中心に自主製作映画を撮り続けている。
著書「動物トリビア図鑑」(東京書籍)
2015年ドキュメント映画「東京2020」/2016年ドキュメント映画「PHANTOMオブPARADISE」/2017年ドキュメント映画『はな子さんからのメッセージ』を製作
ホームページ 動物ジャーナリスト佐藤榮記のオフィシャルサイト
ブログ 佐藤栄記の自然観察日記
『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』
監督:リック・グレハン/2017年/73分
沖縄では絶滅したと思われていた伝説の生き物、ジュゴン。
このジュゴンが棲む海で、いま何が起きているのか。
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沖縄でジュゴンを探す旅に出た木佐美有が見た辺野古・大浦湾の自然の豊かさと米軍基地建設に向けた様々な立場の人びとの声。
ジュゴンとはどのような生き物なのか。辺野古・大浦湾にはどのような生物が暮らしているのか。基地建設について、自然保護団体、研究者、抗議活動に参加する市民、地元地区の住民は何を思っているのか。
そして、私たちは何を守らなくてはいけないのか。沖縄の豊かな自然の中での様々な発見、体験を通してジュゴンが暮らすこの海と共に生きていくことの大切さを考えるドキュメンタリー。
『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』予告編
『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』スタッフ
監督:リック・グレハン
製作総指揮:リック・グレハン デビッド・ウー
プロデューサー:木佐美有
音楽:HAIOKA
撮影:リック・グレハン デビッド・ウー
編集:リック・グレハン デビッド・ウー 木佐美有
ホームページ『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』オフィシャルサイト
『原発の町を追われて3・双葉町・ある牛飼いの記録』
監督:堀切さとみ/2017年/30分
福島第一原発が立地する町から全国に避難した双葉町民。
6年たった今も、誰一人ふるさとに帰ることはできない。避難先で自立して生きようとしても、差別は容赦なく降り注ぐ。
それでも新たな一歩を踏み出す、ひとりの牛飼い、鵜沼久江さんの姿を追った。
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堀切さとみ監督+鵜沼久江さんトーク
堀切さとみ監督より
福島原発事故のその後がどうなったか、世間の関心はかなり薄れていると感じます。
でも、双葉町の避難者・鵜沼久江さんの姿をみて「また仕切りなおさなきゃ」と言ってくれた人がいて、パート3を作ってよかったと思います。
双葉町をはじめとする警戒区域の人たち、そして「自主避難者」といわれる人たちも、一人一人が頑張って、いつ終わるかわからない避難生活を生き抜くしかない。
その頑張りを支えるのは、私たちがどれだけ避難者のことを想像できるかだと思います。
逃げてきたくて逃げたわけではない。それを理解することで、避難者の生き方も変わっていく。
パート3の上映時間は30分と短いですが、たっぷり討論するにはいい長さかなと思っています。
参考映像:「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」予告編
『原発の町を追われて3・双葉町・ある牛飼いの記録』 スタッフ
監督:堀切さとみ
撮影:大久保千津奈、堀切さとみ
編集・ナレーション:堀切さとみ
音楽:加藤登紀子
制作協力:松原明
出演:鵜沼久江、鵜沼一夫、堀井五郎、井戸川克隆、鵜沼友恵
ホームページ『原発の町を追われて』 オフィシャルサイト
『残されし大地』

監督:ジル・ローラン/2016年/76分


ジル・ローラン監督が見つめた、FUKUSHIMAの“人と土地のつながり”――
2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、福島第一原発から約12キロに位置する富岡町は帰還困難区域として指定された。
そこにひとり留まり、猫、犬、牛、かつて第一原発で飼育されていたダチョウ等の動物保護活動を続ける松村直登の存在からこの映画は始まった。
監督のジル・ローランは、ベルギーを拠点に主に欧州で活躍するサウンドエンジニアだった。妻の母国である日本に2013年に家族と共に来日。
元々環境問題にも興味があった事から、“福島”について調べる中で、海外メディアで紹介されていた富岡町の松村直登さんの存在を知り、自らメガホンを取る事を決意。
そして選んだ題材が“土地と寄り添いながら生きる人たちの力強さ“だった。
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初監督作品にして遺作となった、生命の映像詩。
映画はジル監督の想いを受け継いだ、プロデューサーや同僚らの手によって完成。そしてベルギーの仲間達、妻の熱い想いが伝わり、NHKおはよう日本や各新聞など多くの媒体でも取り上げられ、京都国際映画祭2016クロージング上映、そして2017年春日本での公開が決定した。
まさに製作者が、命を懸けて、命の尊さを描いた珠玉のドキュメンタリー映画である。
『残されし大地』予告編
『残されし大地』スタッフ
監督:ジル・ローラン
プロデューサー:シリル・ビバス
撮影:ローラン・フェナール
配給プロデューサー:奥山和由
Facebookページ『残されし大地』サイト
主催: | EARTH VISION多摩実行委員会 |
共催: | たえのは |
後援: | 多摩市教育委員会 |
提携: | 公益財団法人 多摩市文化振興財団(パルテノン多摩) |
[たまサンサン助成金]を受けて開催しています。 | |
「たまサンサン助成金」とは: 2014年、自然エネルギー普及を目的として、多摩市公共施設の屋根に市民出資等により、太陽光発電設備が設置されました。 公共施設の選定は、環境省の委託事業である「地域主導型再生可能エネルギー事業化検討協議会」を通じて行い、発電設備の設置は多摩電力合同会社が担いました。 市民出資では「たまでん債2014」を発行し、「出資者には初年度配当の1/2を寄付してもらい、これを地域貢献に使う」ことを条件に募集。 出資者から贈られた寄付金を「たまサンサン助成金」とし、多摩市の環境の向上や意義ある活動に助成するものです。 | |
〈ボランティアスタッフとして参加してみませんか?〉 「EARTH VISION多摩」は、環境・映画に興味のある市民で構成される「EARTH VISION多摩実行委員会」により運営されています。 企画・上映作品選定などから当日の運営まで、一緒に盛り上げてくださるボランティアスタッフ募集しています。 お問合せはこちらまで |